Arduinoの魔力

ガジェット作りたいなーと思って、AVRマイコンを買ってきて半田ごて持ち始めたわけです。
ところが、面倒なわりにインターネット接続とかさせようとすると、もう一段難しいわけでして、どうしたものかと途方にくれておりました。

そんなところに、Arduinoという作成済み基盤+開発環境まで用意されたオープンソースハードウェアがあるとかなんとかという話をがあるわけです。ついでに、勉強会でモニターキャンペーンがあるとかで、これは行っておかないといけないと思い、参加したのが2週間前でした。

モニタープログラム用のDuemilanove(イタリア語で2009)というのを頂きました。マニュアルもなんにもついていませんが、インターネットのこのご時勢ですから、どこからでも情報は入手できるので問題なし。でもこれだけだとインターネットに接続できませんので、ついでにArduinoイーサーネットシールドというのを購入。

いまのところ、購入して届いた、というところまででまだ繋いでいません。加速度センサーとかと接続して、振ったらtwitterに書き込むとか、やってみたいですね。

ブックオフの株を出版社が持つということ

株を持つということは、その会社のオーナーの経営に関わるということですから、ある意味出版社は古本屋さんを経営するということです。

本屋さんに本の販売を委託する立場なのに、直接古本屋さんを経営していいんでしょうか。卸値が新刊本屋さんと古本屋さんで変わるんでしょうか。ブックオフ専用漫画(コンビニ専用漫画みたいな)が売られるんでしょうか。

考えられることとして、ブックオフが一般消費者から本を仕入れて販売する際の利益から、著作権者分の取り分を抜くという考え方もありそうですが、今の価格構造のままならブックオフの利益が単純に減るし、価格転嫁するとブックオフの価格競争力が弱まるということになりますから、難しそうな気もします。

どちらにしても、再販制度の終わりの始まりの予感ですね。


参考:http://www.nhk.or.jp/news/t10015933191000.html

決定することと任せること

何かを決めるときに、出席者全員の意見が一致することが望ましいと思いがちです。ただ本当に一致しているかというと、ただその場の雰囲気に任せているだけの人がいることも多いかと思います。

全員が自分の意見を表明すべきかというと、そうでもないかなと思います。例えていうなら欠席している人と同じというか、一票と数えてもらわなくてもよいよーぐらいのスタンスの人がいてもいいのではないかということです。

なぜそのようなことを考えたのかというと、10人の意見が一致してこの案に決まりましたという結果があったとして、それは本当に10人がそれぞれ意見を出してから結論を出したのか、1人が出した意見に皆が同意しただけなのかで、その後の流れが変わってくるからです。

例えば、10人が喧々諤々の議論をして、案が100個ぐらい出て、そこから1つに決まったというのなら、その後に誰かが「こっちの方がいいんじゃない?」と案を出しても、だいたいはすでに議論しつくした話なのでそうそう覆らないだろうと思われるからです。逆に、1人が出した意見に皆が同意しただけだとすると、誰かが出した案に対して、また右往左往することになりかねません。

それを防ぐためには、議事録に「○○はA案に全会一致で決まりました」とだけ書くのではなくて、「○○はA案に決まりました。Bさんの案に対して対案無しでした」とか、「Cさん以外に発言はなく、挙手にて全会一致で決まりました」とか、そのあたりまで書かれていると、出席者と発言の関係がよくわかっていいかもしれません。

携帯電話を使ったソーシャルビジネス

NHKの朝のニュースで、ソーシャルビジネスを提供しているNPO法人の紹介がありました。

携帯電話を使った通訳サービスということで、一体何をするのかと思ったら、公営住宅だかに住んでいる日系ブラジル人の所に担当者が行って、会話をするわけですが、当然担当者はポルトガル語がしゃべれず、日系ブラジル人は日本語が不自由であるということで、待機している通訳者と電話をつないで、お互いに携帯電話めがけてしゃべると通訳してくれるということでした。ちなみに携帯電話にはスピーカが繋がっているので、通訳者側からの音声はわりと聞き取りやすいようです。

非常に原始的なアプローチでありますが、IT知らないし設備がないけどコンタクトをとらないといけないという人に対しては、ツールの操作が出来る人が現場までいけば、技術的なところは遠隔地にいるプロがカバーするというモデルはありだと思いました。

ただ、このソーシャルビジネスの行き着く先は、プロの時間拘束を極力減らすことでコストを抑えるということに他ならず、サービス利用者及びサービス提供会社から見るとコストダウンに繋がりますが、プロフェッショナルな人から見ると、能力の時間切り売りということでしかないのではないかなと思いました。ソーシャルビジネスのインフラが確立されればされるほど、多少のコネクションがあったとしても(今まではそれで食えたのに)これからは技術だけでは食っていけない世界が近づきつつあるのかもしれないですね。

単機能特化型かつ遠隔対応可能なプロフェッショナルというのは、どんどん1単位仕事あたりのコストが下がることを覚悟して、別の技能を身につけるなり、語学学習するなり、というのは前から言われていることではありますが、この不景気でより低コスト化が加速しそうな勢いで、プロ側から見ると本格的に尻に火がつきそうな気がします。

参考:
http://www.meti.go.jp/press/20090217003/20090217003.html

はてなハイクを使ったことはないのですが・・

はてな市民とは、はてなのサービスをたくさん使うとなれる仕組みです。
id:daxanyaさんは、はてなハイクをたくさんご利用いただきましたので、
今回、はてなダイアリー市民(銅)になりました。

ダイアリーはこつこつ書いてる気がしますが、はてなハイクについては、利用したことはほとんどないのかなと思うのですが、なんかの間違いなのかなぁと。